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【子ども施設NOW】
保育園で花を育てる
ねらいについて
2022.05.20

INDEX

四季折々の花が咲く庭。花のある風景に人は心が癒やされます。子どもたちも同じです。
自分たちの手で花を育てることも大切です。
「種をまき、芽が出て、花が咲き、来年に向けて種を取る」
保育園で行う花栽培は、子どもの情操教育となります。子どもたちと一緒に花を咲かせる喜びを味わいましょう。

保育園での花栽培によるプラスの影響

情操教育は小さいうちから行うことが重要です。中でも情緒的情操教育は、とても大きな意味を持っています。生命の尊さを知り、命を大切にする心を育てるといわれるのが、情緒的情操教育です。
保育園での花の栽培もそのひとつです。園庭で季節の花を栽培し、植物に触れる機会を設けましょう。子どもは自分たちと同じように、花も少しずつ成長することを学ぶでしょう。
水をやらなければ枯れてしまう花には、人間と同じように命が宿っています。栽培を通して、花にもきれいに咲く時期、枯れて終わりになる時期があることを理解するでしょう。水やりなどに関わり、積極性や責任感を身に付けていきます。
自然と触れ合いながら感じる気温の変化、風の音、花や緑の香り、水の冷たさなどが五感を刺激します。
愛情をかけて命あるものに触れ、感性豊かに育つこと、花のある環境や遊びの中で心豊かな子どもに育つことを願います。

保育園で取り入れたい花栽培のアイデア

都市部に住む子どもほど、自然と触れ合う機会は少ない傾向ですが、お家で楽しむガーデニングや花のある空間づくりなど、自然をうまく取り入れている家庭もあります。しかし仕事を持つ多忙な親御さんの場合は、草花と親しむ余裕もないのが現実ではないでしょうか。
保育園での種まきや、苗を植えて育てる時間は、子どもが普段できない経験となるはずです。子どもたちの目がイキイキと輝く瞬間や、花の成長を興味津々に見守る姿はとてもかわいらしいもの。探究心や知的好奇心も引き出すことができます。
日当たりの良い環境、ビルに隣接にする日陰の多い環境など、栽培場所に適した植栽計画を立てることも大切です。芽吹きの春から秋まで、花を楽しむ工夫を園庭に取り入れましょう。
廃材を使って花壇を増やしたり、プチリフォームをするのもおすすめです。丸太を縦にして地面に固定。低い柵のように並べるとナチュラルな雰囲気の花壇ができます。
古いタイヤを重ねて作ったコンテナに土を入れ、花壇に見立てるのもおもしろい試みです。
地域によっては日差しや紫外線をカットするグリーンカーテンとして、アサガオ栽培をする保育園もあります。自然を存分に感じられる涼しげな緑のカーテン。子どもにも好評の夏の過ごし方となっています。

保育園児が喜ぶ育てやすい花の選び方

栽培する植物は丈夫で育てやすいものを選びましょう。明るい色の花が咲くものであれば、見た目にも美しく、子どもたちがワクワクする花壇になります。

  • チューリップの栽培
    チューリップは子どもにとってなじみが深く人気のある品種です。色の種類が豊富で虫がつきにくく簡単に育てられるので、小さな子どもが初めて挑戦するのに適しています。
    「どんな色の花が咲くかな?」と開花を待つのも楽しみです。
  • スミレの栽培
    野原や堤防などにも自生するスミレは、可憐な見た目とは違って、とても丈夫な植物です。暑さや寒さに強く、肥料をほとんど必要としないので、多くの保育園で栽培されています。
  • アサガオの栽培
    同じ株のアサガオでも色や模様はさまざま。開花を楽しみに待てるのも魅力です。発芽から1週間ほどで双葉から本葉が出ます。ツルがニョキニョキ伸びる変化を楽しめます。近くにフェンスがあれば支柱の用意は不要です。
    しぼみかけたアサガオの花を遊びに使うこともできます。水に浸してもむと色が出て「色水遊び」を楽しめます。花が枯れたあとは種を採取できます。
  • ヒマワリの栽培
    初めてでも育てやすい夏の花といえばヒマワリです。発芽してからグングンと背が伸びるので、その成長ぶりに目を見張る子どもも多いでしょう。
    花を咲かせたあとに実るたくさんの種も楽しみです。お家に持ち帰って家族に見せたり、プレゼントする喜びを味わえる花です。

ハンギングバスケットで栽培する花育活動

木製の目隠しフェンスなどに取り付けるタイプの、ハンギングバスケット作りもおすすめです。2リットルの角形ペットボトルを使って花用のバスケットを制作し、苗の植え付けをする過程を紹介します。

  • 保育士が行う事前準備
    • ペットボトルの底から15センチほどのところをカッターなどで切り、花苗用のポットを人数分作る。
    • ポットの切り口は危ないのでビニールテープを貼って保護する。
    • ポットの底の部分に4カ所程ほど、水抜き用の穴を空ける。
    • 培養土や園芸用の土を用意する。
  • 園児による苗の植え付け
    • 花苗用ペットボトルにアクリル絵の具で、お絵描きや色付けして名前を書く。
    • ポットに適量の土を入れる。
    • 花苗の扱いに注意しながら植える。
    • 花苗のまわりに適量の培養土を入れる。

こうして一人一人にマイバスケットを与え、花を育てます。毎日の水やりや世話をしながら、子どもたちに「花が咲くまで大切に育てよう」というやさしい心が備わります。
夏休みは家に持ち帰って引き続き世話をするなど、親子で花育を楽しめます。
育てた花には子どもたちのたくさんの思いが詰まっています。ペットボトルで作ったハンギングバスケットに咲く花が、園庭を飾ることでしょう。

野菜栽培を通した自然体験の必要性

「自然は人間の苗床」と言われます。さまざまな情緒や豊かな感受性を育てる自然体験の場を保育園に設けましょう。広い園庭がない場合でも、プランター栽培なら手軽に始められます。プランターをベランダに置けば、すくすくと成長する姿を間近に見ることができます。
プランターに適した野菜を選びましょう。春に種をまくミニトマト、キュウリ、ナス、枝豆。秋に種をまくダイコン、ほうれん草、水菜などです。
牛乳パックを切って、縦に根が伸びる野菜を育てる方法もあります。ミニニンジンやカブなどは、3歳児くらいの子どもでも楽しめる食育活動となるでしょう。
野菜を育てる楽しさや大変さを体感すると、自然の恵に感謝する気持ちが芽生えます。ようやく収穫できた時の喜びや達成感が味わえます。自分で育てた成功体験は子どもの自信につながるでしょう。

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